港区青山は国道246号線の北側にある「北青山」と南側にある「南青山」で構成されています。緑の豊かさと華やかさが混在していてTHE・都心を満喫できるエリアです。駅からどんなに離れていてもイメージ最強の魔法エリアです。
青山の町名由来は江戸時代の徳川家康の重臣だった青山家がこの辺一帯にお屋敷を構えていたことからこの地名になりました。青山家は歴史ある名家のようで、遡ること約250年、14世紀の後醍醐天皇の孫たちとも関係があったとのこと。江戸時代も青山家は重鎮として江戸の街の中でも良い場所を割り当てられたのかと推察します。昔も今も、青山は立地最高という事ですね。
国道246号線北側の「北青山」では「神宮外苑」の敷地も擁しますので「いちょう並木」が有名ですね。それと「秩父宮ラグビー場」もあります。大通り沿いは大小様々なビルが立ち並び有名なお店がひしめき合ってる様子です。
246号線南側の「南青山」の方が皆さんが思い描いているおしゃれな青山のイメージに近いのではないでしょうか。有名どころとしては表参道からみゆき通りに入って4-500mほどの交差点にある「根津美術館」やそこからほど近い「岡本太郎記念館」、そこから500mほどの距離に「青山霊園」などがあります。これらのスポットの周りに多くの有名高級ブランド店や最先端のセレクトショップなどが点在しています。基本的に住宅地ですのでマンション群とと自然豊かな緑の間にそれらのお店がある雰囲気です。
青山といえば食料品はピーコック、ホームセンター系はオリンピックだったのですが、2019年にピーコックがビルの建て替えで閉店してしまってからは、紀ノ国屋インターナショナル、ナチュラルハウス、ビオセボン、ピカール、成城石井、まいばすけっとや近隣の小規模店などが主なお買い物場になります。買い物には困らない程度のお店ラインナップですが、それぞれが徒歩だと離れているのでご自宅でしっかりお料理されたい方やご家族でお住まいの方々は宅配系も併用していきたいエリアです。
夜道は比較的明るく、夜間の出歩きもハードルはそれほど高くはありません。各国大使館など要人が多いことと地域にお住まいの方々が良いこと、警察のパトロールが多い事から犯罪発生件数がグッと低いのが特徴です。ただ、青山墓地のあたりは夜とても暗い箇所があります、界隈を歩く時は早めの時間がおすすめです。
このエリアは建物が老朽化していても青山アドレスの恩恵で資産価値は下がらないことと、大通りから一本入ると非常に閑静な佇まいで雰囲気も秀逸です。良いエリアは中々空きが出ませんので、物件が出た時は早めに動くことがポイントですね。