アメリカ・ラスベガス旅日記③

ロサンゼルス→サンタモニカ(17/9/2011)

サンタモニカです。

アメリカのママチャリとも言えるビーチクルーザーがたくさん走ってます。レンタルサイクルも充実してますが、思い思いのカスタムを施した自慢の一台に乗る人もすごく多くて、見てて飽きないです。

海がすぐそこだからか、金髪の青年が水着だけの姿でバックパックしょってビーチクルーザーに乗ってました。

パンツ(水着)一丁。

どこまでも自由なんですね。

相変わらずの曇り空なのでちょっと景色がどんより。おまけに昨日に輪をかけて、寒い。

さて、今日はサンタモニカの街を探検です。

まずは朝ごはん、と言う事で、今日もルームサービスを頼みました。寝る前にオーダーシートをドアノブの外に引っ掛けておいたら翌朝には持ってきてくれました。

いしかわ夫はカリカリベーコンとフライドエッグ。
わたしはバナナとピーカンナッツたっぷりのパンケーキ。子いしかわはカリカリベーコンとスクランブルエッグの組み合わせ。

パンケーキがフカフカで本当においしい。カリカリベーコン組二人は一言も発せず、黙々と食べています。

きっと夢中で食べてたんでしょう。ポテトをつまみ食いしましたがローズマリーが効いててすごくおいしかったです。

どこに行っても卵がおいしい印象でした。大量に食べるから鮮度が良いのでしょうか?

ホテルがとってもおしゃれでした。

そうそう、泊まったホテルのご紹介をしなくては・・

サンタモニカで我々が泊まったヴァーセロイ・サンタモニカホテルです。ロスの宿はどこにしようか直前まで決めてなかったのですが、サンタモニカなら治安もいいし海辺が気持ちいいよ~と事前に相談したガイドさんが教えてくれたので迷わずサンタモニカに滞在することに決定。

で、サンタモニカのホテルの中で一番良さげで気に入ったこちらのヴァーセロイに今回お世話になりました。

着いたのが金曜の夜9時。ホテルに併設のカメオと言うおしゃれなバーにLAセレブ達が集るらしく、それはそれはすごい盛り上がりぶりでした。

そのおしゃれバーのすぐ隣がホテルのロビーでしたが、とにかく暗くて音楽がヴーンヴーンと鳴ってるので、初めて訪れたチェックインの際は若干引きました。だって、暗さのあまり名前書くのにも自分の書いてる字が良く見えないし、受付のお姉の声もよく聞こえない。まるで騒がしいバーのカウンターでチェックインしてる感じでした。すぐそこでドレス着たお姉がシャンパン片手に大騒ぎしてますし、これは大変なところに来てしまったなあなんて思ってたら、隣でチェックインしてた外人さん一家はうちよりもっと小さい子供(4歳くらい)を連れていました。そうか、やっぱり子連れが泊まってもいいホテルなんですよねと分かり、少し安心しました。
なぜかチェックイン時に手渡しされたシャンパン×2杯を持ちながらスーツケースをガラガラ引き、ボーイさんが案内してくれる部屋へ向かいます。

しかしここのホテル、。どこもかしこも、暗い。

ロビーもさることながら、エレベーターも、廊下もとりあえず部屋に入るまではずっと照明がほとんど無い状態。
節電か?・・・あまりにも照明が少なくてちょっと引きながらも、どのスタッフも感じの良い対応でしたので、はじめてのサンタモニカ、好印象です。

まとめますと、国を問わず、週末の夜は楽しいものですね。

朝ごはんの後に街をブラブラ。

さて、先ほどの朝ごはん。バッチリ完食!おいしかったです。 おなかも満たされたことだし、どこかへ行こう。そうだ、まずは海へ行ってみようではないか・・・と言うことで三人でいそいそとホテルを出て歩いて数分のビーチへ向かいました。

おお、西海岸の海。サンタモニカビーチです!何もかもがかっこいいのですが悲しいことに昨日からずっと曇ってるから街全体がちょっと元気がないように感じます。でもいいのです。何かたくさんおしゃれなビーチクルーザーが走ってますし、久々の海から元気もらってますし。砂浜がえらい広く、砂浜が始まってから実際に海の水に触れるまで歩きだと200mは歩きますね、あれは。

ビーチに出る間の道路もえらく閑散としてるし・・・・って、今日土曜日じゃないですか!

皆さん朝はのんびりなのか、通りを歩く人々はほぼ皆無。近所のお店を見てみようと言う事になり、向かってみましたが住宅地をひた歩くも人が誰もいない・・・家の庭先からTVの音とか話し声が聞こえてくるので人がいることはいるようです。

近所のお店(正確にはスーパー)を、見てきました。わあ、日本では見たことも無いサイズの食材がいろいろあり、楽しく見させていただきました。

さて、次はあの遊園地みたいなトコを目指して歩いてみよう、と言う事になり。一路、サンタモニカピアへ向かいました。サンタモニカピアはなんていうのでしょうか、桟橋に出来てる遊園地なんですが限りなく海が近い!のが特徴です。潮風を感じながら童心に帰る我々。・・・と言っても遊園地の中には入らず近くのお土産屋さんを見ながらアイス食べてブラブラしてるだけでしたが。その頃には朝の10時頃になっていたのですが、駐車場みたいなスペースでカスタムカーの展示会やってたのも相まり、続々と人が来る来る。私たちもそうだけど、休みの日は意外と皆さん行くトコないんですね。潮風を受けながらブラブラしてる人ばっかりでした。

その後はサードプロムナードストリートへ。これは・・・何でしょう。ショッピングモールと言ばいいのか。アリオかイオンみたいにショップが集合してて、更にその建物からダーっと伸びてる道の両サイドに洒落た店が軒を連ねると言う、地元の人御用達の遊び場のようなスペースでした。見るもの見るもの全てが珍しく感じ、おまけに絵になるからカメラが一台ではとても間に合わないね、という感じで写真をパチャパチャ撮り続けてました。

その頃には神様が我々に唯一のご褒美をくださったかのような見事な晴れ間!わあ、これこれ。こんな感じのサンタモニカの街を歩きたかったのですよ。すごーい・・・って事で我々のテンションはこの旅一番のテンションMAXになりました。何をするわけではなくただブラブラするだけですが、この日差しとか、青い空とか、背の高いパームツリーなどに囲まれてるととても気分が上がりました。適当に舗装された道路とか、バス停でデーンと座ってるおばちゃんとか、あと、空気や街の匂い含めて、思い描いてたアメリカって感じでした。

終わりに

明日は帰るって時に、せめて気分を味わえて本当に良かったです。
今でもいいますが、娘の一番好きな街は今のところロスなんですって。
(注:その後数年でパリに変わる。)
これからもいろんなとこ行って好きな街を増やしてあげたいなと思いました。