都心のまち情報(赤坂/Akasaka)

港区赤坂は赤坂御用地(皇居関連施設)と繁華街、完成な住宅地で構成されています。イメージするのは「高級」「料亭」「芸者さん」「大人の街」「夜の街」というところでしょうか。赤坂駅や赤坂見附駅など、駅前は確かにとても賑やかですが少し離れると落ち着いて生活できる静かな面もあります。

名前の由来

赤坂の町名の由来は諸説ありますが、赤い土が取れた地域や赤根山をのぼる坂があったから「赤坂」になったなどと言われています。地名に坂がつく通り、周辺はアップダウンが多いため、歩いていると突然見えてくる坂道を目の当たりにして一瞬引いてしまうような時もままあります。電動アシスト自転車のモードを「強」にしてもキツいと感じる急勾配の坂は、他の都心部と比較しても相当数ではないでしょうか。可能な限り、坂の上の方に生活拠点は構えたいものです。

街の見どころ

周辺の有名どころスポットは何といっても「TBSテレビ」ではないでしょうか。建物のてっぺんにレコードでものせたような見た目の外観が印象的です。テレビ局と隣接する「赤坂サカス」という複合施設の低層階には多くの飲食店が立ち並び、界隈のサラリーマンやOLさんのお腹を満たしてくれます。また、赤坂サカスの付近の小道沿いの桜並木があり開花シーズンになると見応えある桜の木々に圧倒されます。スペース的にお花見は難しいかと思いますが、そこを歩いている間は春を満喫できるおすすめ散歩コースです。界隈を歩いていると大御所芸人さんや芸能関係の方とたまにすれ違ったりするのもこの辺の方にとっては日常なのではないかと。

また、赤坂の大部分を占めると言っても過言ではない迎賓館のある「赤坂御用地」も忘れてはいけない有名スポットです。細い通りを一本挟んで芸事のパワースポットと言われる「豊川稲荷東京別院」もあり、周辺を歩くと荘厳で綺麗な空気に包まれている感じがします。

赤坂駅は東京メトロの千代田線ですが、そこを中心にすると、北へ歩いて7分ほどの距離に同じく東京メトロ丸の内線の「赤坂見附駅」があります。地下鉄ですがこの2路線を駆使する事で東京駅、渋谷駅、表参道駅、新宿駅へは約10分前後で移動可能となります。

そして赤坂駅から東側には「国会議事堂」「日枝神社」「首相官邸」「霞ヶ関エリア」が広がり、西側をみると六本木エリアもほど近いです。

赤坂駅から赤坂見附駅の間には通り沿いにびっしり鬼のように飲食店がひしめき合ってます。界隈はオフィス街ですので昼間はお仕事される方のランチエリアとして、夜は楽しいお酒が飲めるエリアとして年中賑わっています。ご予算に合わせて様々なお店を試してみるのも楽しみのひとつになりそうです。

赤坂のお買い物事情

日常のお買い物については成城石井か吉池か、あとマルエツプチ・肉のハナマサくらいしか浮かびませんがスーパーは全くないというわけではないです。繁華街から一歩はいると新旧様々なマンションが立ち並ぶ赤坂には有名人やクラスの高い住民も多いのでネットスーパーや生協などの宅配を活用している方も多くいらっしゃいます。家電品はとりま赤坂見附のビックカメラで、洋服などの衣類は銀座か六本木へ出るという声も聞かれます。

赤坂の治安は閑静なところほど良い

治安に関しては飲食店が立ち並ぶ繁華街があるので飲みすぎてしまった人などのトラブルは多いかと思いますが、一歩道を入ると驚くほどの静けさのある赤坂です。警視庁の赤坂警察署発表の刑法犯(過去5年)は2016年は743件あったのが2020年には363件とほぼ半減しています。>>赤坂警察署 凶悪犯や粗暴犯は元々少ないエリアでもありますし、治安に関して安心して住めるレベルとなります。

まとめ

誰が見ても文句なしの高級住宅地なのはもちろんのこと、港区のアドレスにより事業を行う方々の信用度も高いでしょう。また、港区の行政が早くからグローバル化に舵を切っていて世界に通用する人材育成を推進している事から子育て環境も整っているとても魅力的なエリアでした。